抗がん剤の副作用が抜けてくると、気持ちも明るくなってきます。
たまに頂くあたたかなメッセージも、とても嬉しいです!
今の感じを、
わたしのLINEスタンプで表すと…、こんな感じ。
メッセージといえば…、
テレビ放送の直後は、今は疎遠になっている多くの知人からも頂きました。
うわー〇〇さん、なつかしすぎる!お元気デスカと、
1人で心の中で盛り上がっていました。
その中に、ガンになるまでずっと通っていた、美容室さんからのメッセージも
ありました。
オーナーさんによると、長年わたしの担当をしてくれていた子が、
わたしのことをとても心配していると。
それもそのはず、3年前にガンが見つかり、手術前に抗がん剤をするための
入院をすることになり、何もわからず不安だらけのわたしは、
いつもの美容室で、いつもの担当の子に、
「悪いところが見つかって入院するから、短く切っちゃって」と頼んで以降、
言葉が喋れなくなり、ずっと号泣してしまったんです。
周りの目もあったけど、とまらなくて。
それきり詳しく話せないまま、その美容室には通っていませんでした。
担当のYさんは、年下の女性で、かっこよくてサバサバしていて、
おしゃべりが楽しくて、土浦つくばの美味しいお店を教えてくれたりとか、
毎回軽めのお喋りを楽しんでいたから、わたしの号泣には驚いたと思います。
(わたしも自分でビックリしました)
もし、この日記を見ていてくれていたら、
わたしはあれから、これでもだいぶ図太くなりました、
ご心配おかけしましたと伝えたいです。
髪のことで泣いたのは、その一度だけでした。
その後、抗がん剤の影響で髪が徐々に抜け落ちてきたときは、
夫の友人の理容室で、仲良しの友人に付き添ってもらいながら、
バリカンで一気に髪を刈りました。
掃除も大変だったし、スカッとしました。
強がりでなく、笑顔で丸刈りにしました。
今も髪は少ししか生えておらず、美容室とはご縁が無くなりましたが、
あの美容室のすてきな雰囲気や、担当のYさんが良くしてくれたこと、
忘れません。
新しい道でもがんばってと伝えたいです。